夏の寝苦しい夜。目が覚めたら汗で体がビッショリだった!そんな経験はありませんか?
体についた汗はシャワーをあびれば流せますが、問題は布団カバーやシーツについた汗。
汗は布団カバーやシーツに染み込み、やがてシミやカビの原因にもなります。
キレイな布団で気持ちよく眠るためにも、定期的に寝具を洗濯したいところですよね。
では、夏場の布団カバーやシーツを洗う頻度はどれくらいが良いのでしょうか?
この記事では、夏における寝具の洗濯頻度と汗をかいた時の洗濯のコツについて紹介します。
目次
夏は汗に注意!

布団を洗う頻度について解説する前に、カンタンに「睡眠中の汗」について知っておきましょう。
人間は睡眠時にペットボトル1本分の汗をかくと言われています。
ペットボトル1本分。多いですよね?
この汗は、もちろん布団にも染み込んでしまいます。

布団やシーツに染み込んだ汗は、放っておくとシミ・カビの原因にもなります。
定期的に洗濯して、ベッドを清潔にしておきたいですが…正直、毎日洗うのは大変ですよね。
かといって、1ヶ月に1回だと少ない気がします。

いったい、どれくらいの頻度で洗うのが正解なのでしょうか?
夏の布団カバーやシーツを洗う頻度
夏場は週に1回の洗濯を推奨

夏になったら、できれば週に1回は布団カバーやシーツを洗濯しましょう。
冬なら2週間に1回でも大丈夫ですが、夏はたくさん汗をかきます。
そのため、冬よりは洗う頻度を増やしたほうが良いでしょう。


絶対に週に1回洗わなきゃダメ!という明確な決まりはありませんし、逆に週に1回洗えば安心というワケではありませんが・・・
やはり、夏は汗をかきやすいものです。
そのため、布団カバーやシーツを洗う頻度は週に1回くらいを心がけたいところ。
寝具はできるだけ乾燥させましょう
またここで覚えておきたいのが、布団やシーツはできるだけ乾かしておくという事です。
汗などで湿っていると感じたら、布団を干したりエアコンの冷風に数時間あてたりするのも効果的ですよ。
汗をかいた時の洗い方のコツ
中性洗剤でやさしく洗濯

布団カバーやシーツを何度も洗うとなると、繊維が傷つかないか気になりますよね。
そんな時は、中性洗剤で洗ってみましょう。
中性洗剤なら、酸性やアルカリ性の洗剤に比べて素材への刺激が少なめです。


どれが中性洗剤かわからない時は、商品の裏面にある「液性」という部分を確認してみましょう。
ここに洗剤の性質が記載されているので、選ぶときの参考にしてみてください。
- アクロン(ライオン)
- エマール(花王)
- THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)
洗濯ネットでダメージカット
布団やシーツを洗うときは、洗濯ネットを使うのがオススメです。
洗濯ネットを使わずにそのまま洗濯機に入れると、布が洗濯機にこすれて繊維が痛んでしまいます。


布団用の洗濯ネットは通販・ホームセンターなどで購入できるので、布団を洗うときは使ったほうが良いでしょう。