【一人暮らしの人向け】布団の干し方・干す頻度は?干せない時の対処法

一人暮らしだと仕事や学業で忙しく、なかなか布団を干す機会が見つけられないですよね。

干そうと思っても雨が降ってしまったり、交通量が多くて排気ガスが気になったり…。

物件によっては

  • ベランダがないので干せない
  • そもそも干す場所がない

というケースもあるかと思います。

とはいえ、このようなケースでも布団を干すことは可能です。今回は私の体験談も混ぜてその方法を幾つかご紹介します。

一人暮らしだと布団を干す頻度はどれくらい?

ベッド

一人暮らしだから布団を干さなくて良い、なんてことは決してありません。

羽毛布団の場合、月に1~2回は干すことをオススメします。

布団を干す頻度
  • 羽毛布団:月に1〜2回
  • 羊毛布団:月に2〜3回
  • ポリエステル等の合繊布団:週に2回程度
  • 綿布団:週に2回程度

布団の種類によって干す頻度は違います。合繊布団や綿布団を使っている人は、小まめに干した方が良いようです。

関連:一人暮らしの人向け!布団の洗い方と洗濯頻度について

布団を干さないとどうなる?

結論:ダニの住処になります

布団ベッド

結論からいえば、布団を干さなければ湿気が溜まりダニの温床になります。

布団はダニの住処になりやすいので、常に清潔さを保ちましょう。基本的には、年間通して対策が必要です(参考:エステー公式サイト

さらに、湿気が酷いとカビが生える可能性だってありますよね?一人暮らしだからと気を抜かず、布団は定期的に干した方が良いでしょう。

”天日干し”だけではダニ退治できません

布団を天日干しするのはダニを死滅するためだと思われがちですが、実は天日干しでのダニ退治は困難です。

ダニ退治というより、繁殖をできるだけ防止するための措置だと思ってください。

というのも、ダニを死滅させるためには最低でも布団を約50度以上の高温にする必要があるから。たとえ夏場でも、この条件を満たすのは難しいですよね。

つまり布団を干すというのは、熱するのではなく乾燥させることが最大の目的なのです。

ベランダが無い場合、布団を干す場所はどこがいい?

布団を干すには勿論ベランダが一番ですが、それが無理でも干す場所は色々あります。

自分の部屋をチェックして、最も適した場所を見つけましょう。

この章では、一人暮らしの人にオススメの布団を干す場所について紹介します。

私は一人暮らしの時に、敷布団は無理でも掛布団は窓にかけて干していました。

窓に手すりがついている部屋であれば更に干しやすいかと思います。

ただデメリットとしては網戸を閉められないので外から部屋の中を見られたり、虫が入ってくる可能性があります。

虫はカーテンで防げることもありますが、防犯上低層階などの場合は避けた方がいいかもしれません。

風通しのいい場所

窓の近くなど、風通しのいい場所で部屋干ししてみましょう。

風が中々抜けないようなら扇風機を使ってみてもいいかもしれません。

天気が良い日に窓を開けて干せば、室内でもかなり湿気を取り除くことができます。

ただし、雨上がり等湿気が酷い時は注意。窓を開けることで却って湿らせてしまう恐れがあります。

エアコンがある部屋

では天気が悪い日はどこに干せばいいのか。

それはエアコンが設置された部屋です。

たとえ湿度が高くても、エアコンのドライ機能と扇風機を使えば布団を干すことができます。

最近はエアコンが常設されている賃貸物件も増えてきましたよね。

例えベランダが無くても、布団はどこにだって干すことが出来るのです。

一人暮らしでも簡単にできる布団の干し方は?

室内でもできる、カンタンな布団の干し方を紹介します。

一般的な干し方から身近なアイテムを使った干し方まで、一人暮らしでもできる方法をピックアップしました。

椅子に布団をかけて部屋干し

何の道具も要らない最もシンプルな方法です。

自宅にある椅子に布団を覆い被せるように掛けるだけ。

もし椅子が複数あるのなら、それらを並べてから掛けると更に良さそうです。

これなら直ぐに干せて簡単ですよね。

布団干し用スタンドを使って部屋干し

布団干し用のスタンドならば、物干しと同じ様にキレイに干すことが出来ます。

通販サイト・ホームセンターなどで販売されていて、安いものなら2000~3000円で購入可能。

もちろん、一人暮らしで使える小さなサイズのスタンドも販売されています。

一人暮らしで収納スペースに困っている人は、畳めるタイプの物を買うと便利でしょう。

ベランダの柵に布団をかけて干すのを禁止しているマンションも増えてきたので、1つ持っておくと今後便利かもしれません。

また、部屋干しする時は先程述べたように通気性のいい場所や、エアコン・扇風機を使う等意識して下さいね。

関連:洗濯した布団を1日で乾かす裏技

部屋が狭すぎて布団が干せない時は?

一人暮らしだと、節約のため小さなアパートに住んでいる人もいるでしょう。

その場合「部屋が狭すぎて布団を干す場所がない!」なんてケースも…

この章では、狭い部屋でも布団を干す方法について紹介します。

布団乾燥機を使う

天気にも左右されない最も良い方法は、この布団乾燥機を使用する方法ではないでしょうか。

布団乾燥機ならば、最初に説明した「ダニが死滅できない」という問題も解決することができます。

ただ布団を乾燥させるだけでなく、ダニを退治する機能が付いている物が多いのです。

使い方もとても簡単です。

敷布団と掛布団の間に乾燥機のホースを入れてスイッチオン。

たったこれだけです。

少し前だとホースの先に大きな袋状のシートを広げなければなりませんでしたが、今はホースだけのタイプが殆どのようです。

私の兄弟は日常的に寝汗が酷く、布団にカビが生えてしまったことがありました。

ですが布団乾燥機を毎日使用するようになってから、カビが発生することがなくなりました。

朝起きてセットするだけならとても簡単なので、毎日続けられるようです。

布団を折り返す

朝起きて掛布団を半分折り返すだけでも、ある程度湿気を取り除くことが出来るそうです。

一人暮らしで忙しい人でも、布団を折るだけなら簡単ですね。

ただし、掛布団と敷布団が接しているところは湿気を含んだままになります。

なので次は反対方向に折り返すなどして全面空気に触れるようにしましょう。

その他

あとは日常的に除湿シートやすのこを敷布団の下に敷くなどして、普段から除湿することを心掛けるのもいいと思います。

まとめ|布団の干し方と干せない時の対処法

ベッドと女性

一人暮らしで外に布団が干せなくても、部屋干しをしたり乾燥機等使うことで除湿することができます。

湿気と私たち人間のフケや皮膚の欠片などはダニが好む物です。

つまり長期間布団を干さないと、そこはダニにとって天国のような環境になるのです。

ダニ・カビを防ぐために、一人暮らしでも布団は定期的に干しましょう。さらも掃除機もかければ、より衛生的になります。

毎日使用する布団ですから、大切に管理してより質の高い睡眠をとりましょう。

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