【敷布団を紐で縛って洗濯する方法】縛り方や紐の種類は?ビニール紐は使えるか解説

ベッド

普段、あまり洗濯することがない敷布団。購入してから一度も洗っていない人も多いでしょう。

とはいえ、毎日使っていると汗や汚れが気になるもの。

そこで今回は「紐」を使用して敷布団を洗濯する方法を紹介します。

はじめに|敷布団の洗濯にはコインランドリーがおすすめ

コインランドリーを推奨する理由

コインランドリーの洗濯機

敷布団を自分で洗濯する場合、コインランドリーを利用するとカンタンです。

家で洗うときの

・洗濯機が小さいため敷布団が入らない

・全体が乾燥するまで数日かかる

といった問題点も、コインランドリーなら解消できます。

コインランドリーのメリット

洗濯機が大きい

コインランドリーの洗濯機はサイズが大きいため、敷布団でもスッポリ入ります。

洗濯~乾燥が短時間で終わる

コインランドリーの利点は「乾燥機」を使えること。家で敷布団を乾燥させると2~3日かかりますが、乾燥機があれば1時間ほどで乾かせます。

コスパが安い

乾燥機を使ったとしても、コインランドリーなら料金は1000~2000円ほどです。布団を1枚だけクリーニングに出すと8000~10000円ですが、コインランドリーなら料金を抑えられます。

コインランドリーは利用料金がかかるものの、クリーニングと比較すれば安価です。乾燥の手間を考えれば、自宅で洗うよりもラクでしょう。

ただし、洗えないタイプの敷布団もあるので注意。

布団のタグに洗濯表示があるので、はじめに洗えるかチェックしておきましょう。

洗濯表示の見方については、下の記事で説明しています。

洗えない布団の洗い方と手入れの方法

もし洗えない布団だったら?

家庭で洗えないタイプの敷布団は、クリーニング店に出すのがオススメです。

プロが対応してくれるので、高級な敷布団でも安心して任せられます。

当サイトの記事「宅配型クリーニング店ランキング」でオススメのお店を紹介しているので、そちらもご覧ください。

キルティング加工のない布団は、紐で縛りましょう

ほとんどの布団は縛らなくても洗濯できます

縛った布団2

コインランドリーで洗濯する場合、敷布団を「紐」で縛る人がいます。

紐で縛るのは、中の綿がずれたり片寄ったりしないようにするためです。

掛け布団なら必要ない作業ですが、敷布団の場合は中綿があるので紐で固定し、形が崩れないようにするワケですね。

しかしほとんどの場合、この作業は必要ありません。最近のコインランドリーは紐なしで洗濯できるよう作られています。

実際にコインランドリーに行くとわかりますが、洗濯機の使用説明に”紐で縛る”という文言はありません。紐で縛るのはあくまで昔の話ですね。

”キルティング加工”のない布団は要注意!

ただし、キルティング加工されていない布団を洗濯するときは要注意。

キルティング加工されていない布団だと、中綿がずれやすいため洗濯時に紐で固定する必要があります。

キルティング加工とは?
布団の中綿を、ミシン縫いで固定する加工のこと。

本来、キルティング加工なしの布団はクリーニング店に出すものですが…ご自身で洗濯する場合は、紐を使用して型崩れを防ぎましょう。

つまり、紐で縛って”キルティング加工の代用”にする訳ですね。

敷布団の洗い方|紐の縛り方~乾燥まで

紐の縛り方は?

縛った布団

敷布団の縛り方ですが、まず敷き布団をクルクルと丸めます。

その後、用意した紐で両端と中央の計3箇所をぐるっと縛ります。

洗濯が終わったら切ってしまえばいいので、紐の結び方に指定はありません。ただし洗濯中にほどけないよう、しっかり結びましょう。

機械で洗濯スタート

敷布団を紐で縛ったら、コインランドリーの機械で洗濯しましょう。以下、洗濯~乾燥までの手順をカンタンにまとめました。

①洗濯スタート

縛った敷布団を機械の中に入れます。
洗剤は自動投入されるタイプが多いですが、自分で入れるタイプの場合は「おしゃれ着洗剤」を入れましょう。

②乾燥機が終わるのを待つ

ほとんどの機械は、洗濯後に自動的に乾燥がスタートします。もし乾燥機能が付いていない場合、洗濯後に乾燥機へと入れましょう。

③取り出して確認

敷布団の裏表をしっかり乾燥させたら、機械から取り出しましょう。テーブルの上で広げると粗熱が取れるので、この時に全体が乾燥しているかチェックします。

以上がコインランドリーでの洗い方です。しっかり乾燥していることを確認して、その後で持ち帰りましょう。

コインランドリーを利用する場合、機械に書かれている「説明書」を確認しましょう。この記事で紹介している手順はあくまで一例なので、基本的にはコインランドリーの説明書を優先してください。

紐の種類は?ビニール紐でも大丈夫?

紐とはさみ

今回紹介した方法では、洗濯時に「紐」を使います。

紐の種類は、麻紐がおすすめです。

ビニール紐を使うより麻紐を使った方が、洗濯中にずれにくくなります。

管理人が試したところビニール紐でも洗濯できましたが、できれば麻紐を使った方が良いでしょう。

【補足】家での洗い方はこちら

コインランドリーは便利ですが、ご家庭によっては「車がないから敷布団を運べない」というケースもありますよね。

その場合は、下の方法で洗濯してみてください。手間はかかりますが、家でも敷布団を洗うことができます。

関連:敷布団を家で洗う方法はこちら

まとめ

部屋と布団

水洗いできる敷布団は、コインランドリーでも洗濯できます。

一般的な布団はそのまま洗濯できますが、キルティング加工されていない布団は、紐で固定すると良いでしょう。

以下、本記事のポイントのおさらいです。

紐で縛って洗濯するときのコツ
  • 洗い方:敷布団を紐で縛って洗濯するだけ
  • 縛り方:布団を丸めて3か所を紐で固定すれば大丈夫
  • 縛る紐の種類:できれば麻紐を用意

コインランドリーは1000~2000円程度の料金がかかるものの、クリーニング店を使うよりも安価です。

自宅で洗濯するより手間もかからないので、上手に活用しましょう。

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