汚れた布団を丸洗いしたいけど、クリーニング代がもったいない…
そんなあなたのために、今回は自宅で布団を洗濯する方法をまとめました。
布団を洗ったことがない洗濯初心者さん向けに、簡単な洗い方も紹介しています。
キレイに洗って、ほわほわの布団で眠りましょう!
目次
はじめに|洗える布団か確認

布団を洗う前に、まずは自宅で洗濯できるかどうかをチェックしましょう。
洗濯タグをチェック
布団には、洗えるタイプと洗えないタイプの2種類があります。
自分で洗う場合、布団のタグに「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」が付いていることを確認しましょう。

水洗いマークに×が付いていたら、自宅では洗濯できません。


素材がウレタンや羊毛だと、自分で洗うのは難しいでしょう。
自宅で無理に洗おうとすると、素材が傷ついたり加工が取れたりする可能性があります。
自分で洗うのではなく、クリーニング店に相談してみましょう。
洗濯機のサイズは?
布団を自宅の洗濯機で洗うなら、洗濯機の容量を確認しておきましょう。
メーカーによって多少の違いはあるものの、掛け布団を丸洗いするなら洗濯容量6~8 kgは必要です。なので、まず洗濯機の大きさを確認してください。

もし洗濯機が小さい場合は、浴槽で洗うかコインランドリーを使用した方がいいでしょう。
自分で洗う方法①洗濯機なら簡単

布団と洗濯機をチェックしたら、次は布団を洗ってみましょう!
この章では自宅の洗濯機で丸洗いする方法を紹介します。自分で洗うなら、この方法が一番簡単です。
必要なもの
- 布団用の洗濯ネット
- 洗濯機(布団が入るサイズ)
- 洗濯用洗剤
- 布団を干すスペースと竿
布団用の洗濯ネットは、ホームセンターなどで販売されています。当サイトの記事『布団は洗濯ネットなしで洗える?』で紹介していますが、素材を痛めないためにもネットは用意しておきましょう。
また洗濯用洗剤は、水に溶けやすい液体タイプがおすすめです。
もし「寝具専用の洗濯洗剤」や中性の「おしゃれ着用洗剤」があれば、そちらを使いましょう。

丸洗いのやり方
必要な道具がそろったら、さっそく布団を洗ってみましょう。以下、丸洗いから干すまでの作業を簡単にまとめました。
①下準備ー洗剤を溶かすー
布団を入れる前に、洗濯機に水を入れて洗剤を溶かしておきましょう。
先に布団を入れてしまうと、洗濯機がギュウギュウになって洗剤が全体的に溶けなかったり、直接布団にかかったりする可能性があります。
②下準備ーネットに入れるー
布団を洗濯ネットに入れます。布団の折り方は、縦に3つ折にしてからくるくる巻くと入れやすいでしょう。
③洗濯スタート
洗濯モードの中から「大物洗いコース」や「毛布洗いコース」を選択しましょう。通常モードよりも、専用コースの方がおすすめです。
④干す
洗い終わったら、すぐに風通しのいい場所で干します。
洗濯ネットに入れて洗うだけなので、簡単ですね。布団を自分で洗うなら、この方法がおすすめです。
とはいえ、中には

という人もいるでしょう。
そこで、次の章では布団をフロで洗う方法について紹介します。
自分で洗う方法②浴槽で踏み洗い

自分で洗う方法として、風呂場(浴槽)で踏み洗いするやり方もあります。
必要なもの
踏み洗いの場合、以下の3つがあれば自分で洗うことができます。
- 洗濯用洗剤
- 浴槽
- 布団を干すスペースと物干し竿
洗濯ネットはなくてもOK。洗剤と物干し竿だけ用意すれば大丈夫です。
丸洗いのやり方
丸洗いの方法を簡単にまとめました。
①下準備ーシャワーで軽く流すー
まずは、シャワーで布団についたホコリやゴミを取り除きましょう。布団を折って浴槽に入れ、シャワーでささっと洗い流します。その後、浴槽の縁に布団をかけます。
②下準備ー浴槽に水を入れるー
浴槽に水を入れて、洗濯用洗剤を溶かします。洗剤がムラにならないよう、しっかり混ぜておきます。
③布団の踏み洗い
洗剤が水に溶けたら、浴槽に布団を入れましょう。布団全体を足で踏みます。
この時、まんべんなく踏み洗いするのがコツです。すると、布団から黒い水が出てきます。
④すすぎ
踏み洗いが終わったら、水を入れ替えて同じように布団を踏みます。これがすすぎ作業です。
2~3回水を入れ替えて踏み洗いすれば、すすぎ完了です。
⑤脱水
すすぎ終わったら、次は脱水です。
浴槽の縁に布団をかけて、しばらく放置しましょう。水を吸った布団はとても重いので、この作業でできるだけ水を抜いておきます。
1時間くらいで水が抜けるので、その後、風通しのいい場所で干します。
やり方は簡単で「シャワーで汚れを落とす⇒浴槽で布団を踏む⇒布団を干す」という流れになります。
ただし、布団を洗ってから干すまでの作業が重労働なのでご注意を。


洗濯した後はしっかり干す

洗濯と脱水が終わったら、布団を干しましょう。しっかり乾かさないとカビ・臭いの原因にもなります
以下、洗濯した布団を干すときのコツをまとめました。
天気予報をチェック
布団は1日だけでは乾きません。
洗濯する日から2~3日後の天気を、予めチェックしておきましょう。

M字型に干す
布団を1本の物干し竿にかけると、重さで中身が偏るかもしれません。物干し竿を2本用意しておきましょう。
2本の物干し竿にかかるようM字型で干すと、乾くまでの時間を短縮できます。

まとめ|自宅で布団を洗濯するには

汗や臭いがついた布団だと、寝るときに気になってしまいます。気持ちよく眠るためにも、定期的に布団やシーツを丸洗いしてみましょう。
自分で洗う場合、下の2パターンあります。
- 洗濯機で丸洗い
- フロの浴槽で踏み洗い
簡単なのは「洗濯機で丸洗いする方法」です。
浴槽での踏み洗いもできますが、布団が水を吸って重たくなるため干すのが大変です。
また、洗濯機と違い脱水できないので乾くまでに時間がかかるでしょう。


また、布団や洗濯機の種類によっては自宅で洗えないケースもあります。その場合も、自分で洗うのではなくクリーニング店にお任せするのがオススメです。