ベッドマットレスは布団と違い、洗濯することが出来ませんよね。
だからといって掃除をせずに放置していると、ダニが湧いたりカビが生えてしまう可能性があります。なので定期的にメンテナンスをしてあげましょう。
今回はダニやカビに対するベッドマットレスの手入れ方法を紹介するので、日々のお手入れに役立てて下さいね。
目次
ダニ対策|ベッドマットレスが洗えない時は?

ダニが好むのは大まかに「湿気」と「フケや皮脂などの汚れ」の2つです。
これらを排除するために掃除をしたり、日頃から手入れを心がけることがダニ対策にとって重要です。
どれもそれほど難しい方法ではありませんので、ぜひ実践してみましょう。
掛け布団を離す
まずはダニが好む湿気を取り除きましょう。
私たち人は寝ている間に大量に汗をかき、それを布団やマットレスが吸いとっています。
そのため朝起きたら掛布団をめくり、しっかり除湿させましょう。
布団とマットレスが重なっているところは湿気を含んでいるので、しばらく掛布団をマットレスから完全に離すのが理想的だそうです。
マットレスを立てる
よく晴れた日などはマットレスを立てて乾燥させましょう。
窓を開けたりして風の通りをよくすることがポイントです。
もし部屋の通気性が悪いのであれば、扇風機で風を当てたりエアコンの除湿機能を使っても良いようです。
どうしてもマットレスを立てられない時はマットレスとベッドの隙間に本など頑丈な物を挟んで隙間を作りましょう。
左右どちらかに挟んで、マットレスを斜めに傾けるような形で大丈夫です。
マットレスに掃除機をかける

髪の毛やフケなどがついたマットレスは不衛生ですよね。
このような汚れはダニの好物。
髪の毛やフケは、掃除機で丁寧に吸い取りましょう。
コツはゆっくりと、上下左右に方向を変えて掃除機をかけることです。
「布団掃除機は高くて手が出せない」という場合は、布団用ノズルが販売されています。
お手持ちの掃除機に合うタイプのノズルを購入すれば、新しく掃除機を買わずに済みますよ。
ダニ対策グッズを使用する
ホームセンターやネットで様々なダニ対策グッズが販売されています。
例えばダニの駆除、及び増殖を防ぐスプレーなら手軽に利用できます。
スプレーした後はしっかりと乾くのを待ち、その後掃除機で死骸を吸いとっておきましょう。
また”ダニ取りマット”などもあり、こちらは誘因剤を使用しているので勝手にダニがマットに集まり死滅させてくれます。
スプレーより値段は高いですが、置いておくだけでダニ対策がとれるので簡単でしょう。
こういったアイテムを使用すれば、マットレスにダニが増殖するのを防いでくれます。
【カビ予防】ベッドマットレスの湿気対策
カビ対策のポイント

カビ予防において重要なのは湿気対策です。
ダニ対策でご紹介したようにマットレスをたてたりして除湿しましょう。
ベッドと壁に隙間を作る
また、ベッドの配置にも気を付けましょう。
ベッドと壁を隙間無くピッタリと配置した場合、湿気のこもったマットレスと壁の両方にカビが生えてしまう可能性があります。
それを防ぐために、壁とベッドの間に10cm程度の隙間を作った方がいいそうです。
「隙間無くくっつけたい!」と思われるかもしれませんが、マットレスにカビが生えたら大変ですよね。
もしも壁にまでカビが生えてしまったら、マットレスのように買い換えなども出来ないので非常に面倒なことになります。
敷きパッドを敷くのも有効
マットレスの上に敷きパッドを敷くことも有効です。
パッドなら小まめに洗濯することができるので衛生的。併せてマットレスの下に吸湿シートも敷けば、よりカビ対策に繋がるでしょう。
関連:敷きパッドの洗濯方法|コースや水量は?ほこりが付くときの対策
すのこやオススメ
より通気性をよくするなら、”すのこベッド”などもオススメ。ただしその際は、ベッド下が収納になっていない物を選んでください。
ベッドの高さがあり下が収納になっていなければ、それだけ通気性が良くなります。そのため、マットレスにカビが生える可能性が低くなるでしょう。
布団乾燥機はカビ予防・ダニ対策に使えます
布団乾燥機がおすすめな理由

皆さんは布団乾燥機はお持ちでしょうか?
布団乾燥機はその名の通り布団を乾燥してくれるので、カビ予防になります。
また、長時間の高温乾燥でダニ退治をしてくれるコースもあります。
ダニを薬品や洗濯など以外で死滅させるには、マットレスや布団を最低でも50度以上の高温で一定の時間熱しなければなりません。
布団の天日干しだと難しいですが、布団乾燥機ならそれを可能にしてくれます。
使い方はカンタン
布団乾燥機の使い方ですが、本体に付いたホースを布団に差し込んでコース選択するだけです。
とても簡単で、天気や時刻に左右されずに使用することができます。
例えば雨の日や梅雨など湿気が酷く布団を干せない時なんかに便利ですね。日が暮れてから使えるのもメリットでしょう。
ちなみにダニの死骸もアレルギーの原因になるそうなので、退治をした後はしっかり掃除機をかけてくださいね。
本当に便利な物なので、まだ持っていないという方はぜひ購入されることをオススメします。管理人も使用していますが、本当に便利です。
ネットは勿論、家電量販店やホームセンターでも売られていますよ。
まとめ|洗えない物を清潔にするポイント

マットレスは洗えないからこそ、日頃からのお手入れが大切です。
そのため湿気がこもらないように小まめに乾燥させて、ダニを増殖させないようにしっかりと掃除機をかけましょう。
また吸湿シートや敷きパッドによるカビ予防、ダニ避けアイテムや布団乾燥機によるダニ対策なども検討してみて下さい。
このようなグッズを使用することで、よりマットレスを清潔にすることができると思いますよ。
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