布団を丸ごと洗濯したいけど、タグを見たら「洗濯NG」のマークが付いていた・・・
このような「自宅で洗えない布団」の場合は、どうやって洗えばいいのでしょうか?
布団は毎日使いますから、手入れしてキレイに保ちたいですよね。


今回は「自宅で洗えない布団」の洗い方と手入れの方法について紹介します。ダニや汚れを落として、キレイな布団で眠りましょう!
洗えない布団とは?

洗えない布団の場合、布団のタグを見ると洗濯NGのマーク(画像右側)が記載されています。
洗面器(?)にバツ印が付いたマークですね。
これは「家庭での洗濯はできない」という意味なので、自宅での水洗いはできません。



厳密には「家庭で洗濯できない」ではなく「家庭で洗濯するのは難しい」ので、絶対に洗えないワケではありませんが・・・
洗えない布団を自宅で洗濯すると、布団が劣化するなど不都合も多いです。
そのため、家庭での洗濯は避けた方がいいでしょう。
自宅で洗濯機するとどうなる?

「家庭での洗濯禁止」のマークが付いた布団を無理に洗濯すると、次のようなデメリットが考えられます。
・布団のふんわり感がなくなる
・中綿が偏り、ボコボコになる
・素材が縮む
・破れて中身が出る
布団の素材が真綿・ムートン・羊毛・特殊な羽毛などの場合、自宅での水洗いを避けるのが無難です。
布団のふんわり感が減少します。
また、水洗いNGの布団を洗濯機で洗うと中綿がよってボコボコになるなどのデメリットも。
素材にもよりますが、不都合が多いので自宅での洗濯は避けたほうが良いでしょう。




無理に水洗いすると、本来の性能が失われたり元に戻らなかったりすることがあります。
洗えない布団は、次の方法で手入れしましょう。
洗えない布団の洗い方!洗濯はできる?

布団の種類によっては、家庭での洗濯ができません。
とはいえ、布団には汗や汚れが染み込んでいるため定期的に丸洗いしたいですよね?
そこで、次は洗えない布団の洗い方について見ていきましょう。
基本の洗い方
洗えない布団を丸洗いする場合、基本はクリーニング店を使います。
布団のタグに「クリーニングOK」のマークが付いていれば、クリーニングに対応しています。
▽クリーニングできるマーク

クリーニング店では、「ドライクリーニング」や「ウェットクリーニング」などの特殊な洗濯方法を行います。
ドライクリーニングの場合は、水ではなく有機溶剤という特殊な溶剤を使って汚れを落としています。
そのため、クリーニング店なら水洗いできない布団でも洗うことができるのです。
基本的に水洗いができない真綿布団も、ドライクリーニングなら洗えます。


また、最近はクリーニング技術が向上したこともあり、ほとんどの布団が丸洗いできるようになりました。
もしドライクリーニングで落としにくい汚れでも、クリーニング店に頼めは特殊な方法でキレイにしてくれます。
手入れの方法!○○を使って清潔に

洗えない布団を手入れする場合、大まかには次の方法があります。
・布団カバーを使用
・定期的に干す
そもそも布団を汚さないように、普段から布団カバーを使いましょう。
カバーを使うことで、清潔さを保つだけでなく布団へのダメージも減らせます。

また、一部の布団は定期的に干すことで手入れができます。
例えば羽毛布団の場合、昔ながらの「天日干し」という手入れ方法がありますよね?
天日干しすることで、湿気を追い出して布団の寿命を延ばせるのです。

布団の素材によって手入れの方法は違うので、それぞれ確認してみてくださいね。
▽素材ごとの手入れ方法はこちら
・羽毛布団(準備中)
・羊毛布団(準備中)
・絹、真綿(準備中)
・低反発素材(準備中)