洗えない布団に子供がおねしょ(お漏らし)した時の対策!干せない場合の処理

子どもと布団

子どもを布団で寝かせるときに、おねしょ(お漏らし)が心配なママは多いでしょう。

小さな子供がいる家庭だと「洗えない布団で子供がおねしょしちゃった!」というケースもありますよね。

こんな時、どうすればいいのでしょうか?

今回は、洗えない布団がおねしょで汚れた時の対策方法について紹介します。

誰でもカンタンにできる方法なので、ぜひ役立てて下さいね。

洗えない布団で子供がおねしょしたら?

自宅で洗うのはNG

洗濯物と赤ちゃん

小さな子供だと、就寝中のおねしょ(お漏らし)は付き物です。

昼間はちゃんとトイレに行ける子でも、寝ている間はそう上手くいかないでしょう。

子供が布団で”おねしょ”をしないか心配!なぜか雨の日にかぎって漏らすし・・・
全国のママに共通した悩みですよね。

洗える布団なら、おねしょの汚れは部分洗いでもばキレイになりますが・・・

問題は「洗えない布団」におねしょをした場合です。

洗えない布団だと、家庭での洗濯はNG。無理に洗おうとすると、部分洗いでも布団にダメージを与える可能性があります。

素材によっては布団がペシャンコになったり中身がかたよってボコボコになったり・・・

不都合が多いので、自分では洗わない方がいいでしょう。

洗えない布団かチェックするには、タグの洗濯マークを見ましょう。詳しくは下の記事で紹介しています。

関連:洗えない布団をお手入れする方法

洗えない布団の汚れを取る方法

「洗えない布団」がおねしょで汚れてしまった場合、考えられる対策は

クリーニング店に頼む

応急処置でしのぐ

のどちらかです。

クリーニング店に頼むなら、すぐに持っていきましょう。長い時間放置すると、菌が繁殖したりカビが生えたりして布団がダメージを受けます。

すぐクリーニングに出せない場合は、タオルやお湯などを使って自分で応急処置をしましょう。

詳しくは次の章で説明しますが、応急処置によりある程度は臭いや汚れを落とせます。

クリーニングに出すなら、応急処置なんて必要ないんじゃないの?
いいえ、必要ですよ。臭いや汚れは時間が経つほど繊維に染み込みます。そうなると、クリーニングに出しても元に戻らない可能性があるのです。
なるほど!応急処置って大切なのね。
おねしょ汚れはスピード勝負です。汚れが染み込む前に、すぐさま対応しましょう!

できれば、応急処置をしてからクリーニング店に出すのがオススメです。

応急処置では汚れを完全に落とせません。あくまで一次しのぎなので、大切な布団はメンテナンスもかねてクリーニング店に持って行きましょう。

次の章では、誰でもできるカンタンな応急処置の方法をまとめました。

おねしょ(お漏らし)の応急処置

タオルと洗剤

洗えない布団で子供がおねしょをしたら、できるだけ早く応急処置をしましょう。

応急処置の手順は、大まかに

① 水分を取る

②ニオイを取る

③汚れを取る

の3つに分けられます。以下、やり方を紹介するので試してみてくださいね。

水分を取る

まずは布団の水分をできるだけ取りましょう。

使うものは、紙おむつかタオル。

紙おむつがあれば、開いて布団のぬれた部分に押し当ててください。

紙おむつは吸水力が高いので便利ですよ♪

紙おむつがなければ、タオルなど水を吸えるアイテムで代用します。

臭いを取る

布団についた臭いを取るときは、クエン酸水やミョウバン水を使います。

おねしょの部分にスプレーしておけば、臭い残りをある程度まで防げます。

おしっこが臭う原因は”アンモニア”という成分。

アンモニアはアルカリ性なので、臭いを消すなら酸が有効なのです。

そのため、クエン酸水やミョウバン水をスプレーすることで臭いが残りにくくなります(参考:健栄製薬|汗や臭いを抑える!焼ミョウバンの力

なおミョウバン水であれば、ペットボトルとミョウバンの2つがあれば簡単に作れます。

ミョウバン水の作り方
  1. ペットボトル(500ml)に水を入れる
  2. ①にミョウバンを入れてよく振る。
  3. ミョウバンが水に溶けたら完成。ミョウバンは溶けにくいので、できれば一晩放置して溶かすのがベター。

おねしょに備えて、事前にミョウバン水を作っておくと便利でしょう。

汚れを取る

洗える布団の場合は、すぐに洗濯機で洗いましょう。

洗えない布団の場合は、おねしょで汚れた部分に40度くらいのぬるま湯をかけて汚れを落とします。この方法で、ある程度は汚れが取れます。

ここで注意すべきは、熱湯ではなく”ぬるま湯”を使うこと。

熱湯をかけると、尿に含まれるタンパク質が固まり、汚れが取れなくなってしまいます。

熱湯で殺菌されそうなイメージがあるけど、逆効果なんだね。
意外ですよね。汚れの性質を利用して、上手く対策しましょう!

応急処置をした後は、布団をクリーニングに出した方が良いでしょう。

もしクリーニングに出せない場合は、日当たりのいい場所で布団を乾かしてください。

クリーニングランキング

外で干せない場合の処理

洗濯ものと空

おねしょで汚れた布団を洗ったけど、天気が悪くて干せない・・・

そんな時は「部屋干し」をする人が多いでしょう。

でも、部屋干しだと乾きにくいし嫌なニオイが付くわよね?できれば避けたいなぁ。

部屋干しする時は、短時間で乾かせばニオイを抑えられます。

長時間干しっぱなしにするより衛生的なので、次のポイントに気をつけて干してみてください。

部屋干しのポイント
  • 扇風機やエアコンなど家電を使う
  • M字型にして干す

扇風機やエアコンで風をつくり、布団に当てましょう。フレッシュな風をあてることで、乾くスピードが速まります。

また、物干し竿を2本使ってM字型にして干すのも効果的です。

関連:洗濯した布団を1日で乾かす裏技

子供のお漏らしは事前対策できます!

布団を汚さないためには、予め「おねしょシート」や「防水シーツ」を使って対策するのがオススメです。

おねしょ対策グッズを使えば、敷布団やベッドマットが汚れるのを防げます。

ちなみに、おねしょだけでなく”生理の血”が敷布団につくのも防げます。

まとめ

洗えない布団がおねしょで汚れた場合、すぐに応急処置をして臭いや汚れを取りましょう。

ミョウバン水や紙おむつがあれば、効率よく応急処置ができます。

ただし、応急処置だけで汚れを完全に除去するのは難しいです。

大切な布団なら、早めにクリーニング店に持っていくのがオススメ。

特殊な素材でない限り、洗えない布団でもクリーニングできれいな状態に戻せます。

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